インプラントとは
インプラント治療について
一般的に、歯科治療におけるインプラントとは、歯を失ってしまった患者様に対して、人口の歯根(インプラント)を埋入し、歯を補う方法で「デンタルインプラント」と呼ばれています。近年ではデンタルインプラントのことを単に「インプラント」と呼ぶようになってきました。
従来は歯を失った際の治療方法として「ブリッジ」や「入れ歯」が多く施されてきましたが、近年では天然の歯と変わらない見た目で、快適に食を楽しむことができるインプラント治療を希望する患者様が増えています。
従来は歯を失った際の治療方法として「ブリッジ」や「入れ歯」が多く施されてきましたが、近年では天然の歯と変わらない見た目で、快適に食を楽しむことができるインプラント治療を希望する患者様が増えています。
歯は、目に見えている部分と、それを支える「歯根」という物で成り立っています。
歯根が残っている場合は「差し歯」等の治療方法が可能ですが、抜歯が必要になった時(土台となる歯根が無い時)はインプラントを筆頭に、ブリッジや差し歯といった治療方法になります。
インプラントは外科手術に分類される治療方法であるため、インプラント治療に精通した歯科医師による入念な検査とカウンセリングに加え、しっかりした設備の整った歯科医院での治療をおすすめしています。
歯根が残っている場合は「差し歯」等の治療方法が可能ですが、抜歯が必要になった時(土台となる歯根が無い時)はインプラントを筆頭に、ブリッジや差し歯といった治療方法になります。
インプラントは外科手術に分類される治療方法であるため、インプラント治療に精通した歯科医師による入念な検査とカウンセリングに加え、しっかりした設備の整った歯科医院での治療をおすすめしています。
第2の天然歯と呼ばれる
インプラントは残っている周囲の歯を土台にするブリッジや入れ歯と違い、他の歯を削ったりすることのない、機能的にも審美的にも非常に優れた治療方法だと言われ、近年では「第2の天然歯」と呼ばれることも。
費用としては外科手術になりますので、どうしても高額になってしまいますが、残りの人生で毎日の食事や人と対面した際に自信を持って笑顔を向けられること等を考え、歯を取り戻す手段として第2の天然歯と呼ばれるインプラント治療を選択される患者様が多くいらっしゃいます。
費用としては外科手術になりますので、どうしても高額になってしまいますが、残りの人生で毎日の食事や人と対面した際に自信を持って笑顔を向けられること等を考え、歯を取り戻す手段として第2の天然歯と呼ばれるインプラント治療を選択される患者様が多くいらっしゃいます。
インプラントの歴史
history
紀元前3世紀頃に栄えた
古代ローマ帝国時代から
インプラント治療の考え方は非常に古く、遡れば紀元前3世紀頃の古代ローマ帝国の遺跡にその痕跡が見られます。
というのも、移籍から出土したその時代の人骨に鉄製のインプラントが埋め込まれていることが発見されたからです。そのことから、インプラント治療の歴史は古代ローマ時代より始まると推測されています。
また、紀元前7世紀頃のマヤ文明時代の遺跡からは、鉄製ではありませんが、貝殻で作られた歯のような物が埋め込まれた痕跡が残されていました。
デンタルインプラントの考え方や治療方法は長い年月をかけて蓄積してきた賜物なのかもしれません。
デンタルインプラントの考え方や治療方法は長い年月をかけて蓄積してきた賜物なのかもしれません。
1901年の発見から近代の
インプラント治療が進歩
近代インプラントの始祖として、歯科医師のグリーンフィールド氏があげられます。彼が考案した白金インジリウム製の円錐台上で格子造りの鳥籠状骨内インプラントを足掛かりに、1913年に改良した円筒状の構造が生まれました。
ただ、構造上は問題ないものの、素材に問題がありました。様々な金属を鉄や金、アルミニウムやステンレス等、様々な金属や鉱物を試したのですが、人体に埋め込んだ際にどうしても拒否反応が起きてしまっていたのです。
ただ、構造上は問題ないものの、素材に問題がありました。様々な金属を鉄や金、アルミニウムやステンレス等、様々な金属や鉱物を試したのですが、人体に埋め込んだ際にどうしても拒否反応が起きてしまっていたのです。
そこからもインプラント治療は改良に改良を重ね、遂に1952年にブローネマルク博士の発見によって劇的に進歩することになります。
その発見というのは「チタンは骨に拒否反応をおこさず、結合する」というものでした。
現在のインプラント治療では当たり前と言っていいチタン素材がデンタルインプラントに用いられるようになり、耐久性や動物実験を経て1962年から本格的に人間へのインプラント治療が行われるようになりました。
その発見というのは「チタンは骨に拒否反応をおこさず、結合する」というものでした。
現在のインプラント治療では当たり前と言っていいチタン素材がデンタルインプラントに用いられるようになり、耐久性や動物実験を経て1962年から本格的に人間へのインプラント治療が行われるようになりました。
1978年のコンセンサス
会議で評価基準が確立
チタンの特性が発見されてからしばらくした1978年に、初のデンタルインプラントのコンセンサス会議がハーバード大学とアメリカ国立衛生研究所の共催で開かれました。
そこでやっと、デンタルインプラントのデータ収集と分析、評価基準が確立されました。
そこでやっと、デンタルインプラントのデータ収集と分析、評価基準が確立されました。
さらに、4年後の1982年のトロント会議では、予後15年の症例が報告され、インプラント治療の安全性、耐久性が広く認知されることになりました。
これを機に、北米を中心に爆発的な普及となったことから、トロント会議はデンタルインプラントの大きなターニングポイントだったといわれています。
インプラントの構造
structure
① 人工歯(上部構造)
セラミックなどで作った人工歯
② アバットメント(連結部分)
インプラント体の上に取り付けられる部分
③ フィクスチャー(人工歯根)
顎骨の中に埋め込まれる部分
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